January 2012
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初雪
昔話をよみながら眠り込んだ。
その話は、貧しいものが好意から行なった過ちを、雪がその形跡を助けるように消しゆく話だった。
今宵にしんしんと 降り続いた雪は、どれだけ人を幸せにしたのだろうか。
静寂で何かもが、素晴らしく感じて、本能のまま肩を寄せ合う。
それはただ寒いからではなく、その人の中に眠る気持ちなんだろう。
なんだか今日は、良い日な気がする。
千夜一夜
なんて、今日呟いた…
仲間が集まり、それぞれの夢を語る。
それぞれが違ったことをして何かを形にして生活しているが、何故か気が合い、大切な食卓に笑いと楽しさ、そしてアイデアを生み落す。
それぞれが語ることは、
よくもわるくも、日々から紡ぎ出された現実で、それぞれがまるで、物語のようでもあった。
嫌なものは去り、好きならば残る…自然の摂理のように
迷子も、先が見えたものも一緒に、森へと向かう。
そして、それぞれの生きてきた価値観や個性を出し合い森の中に灯りを燈すのだろう。
けして抜け出せることを確信したわけでは無いが、ここに居るということを表現する。
灯りは、物語であり、僕らに日々を与え続ける。
けして千夜では終わらない…
日本の電車で眺める風景は、ヨーロッパと違い大勢の人と顔を合わせながら、座り合う。
ただ黙々と目的地へ向かう間、
人は向かい合う人たちにどんな思いを寄せただろうか…
光によって、見え隠れするもの、宵闇に紛れて見える顔…
動揺させされる会話や喜怒哀楽な感情は、妄想を無限大に拡げさせ、目的を忘れて、乗り過ごす…
我に帰った途端、自分の熱中具合を抑えるかのように、ゆっくりと目的地へ向かうのだった…